中古のiPhoneを買おうと考えたことはありますか?
購入費用を抑えたいときに中古品はとても魅力的ですが、購入の際に気を付けなければいけない点がいくつかあります。
この記事では中古のiPhoneを購入する際の注意点を解説します。
中古のiPhoneを購入するメリットとデメリット
iPhoneの価格が上がっている中、中古のiPhoneは購入費用を抑えられるメリットがあります。一方で、注意して購入先やデバイスを選ばなければ、以下のようなデメリットが発生することもあります。
・デバイスに不具合があってもAppleの保証が受けられない可能性がある
・フリマアプリやオークションなどで購入した場合はデバイスの状態に不安が残る
・バッテリーやホームボタンなどの経年劣化が進んでいる可能性がある
中古のiPhoneを購入するなら白ロムを選ぼう
中古のiPhoneについて調べていると「白ロム」や「赤ロム」という言葉を目にすることがあるかもしれません。一言で中古のiPhoneといっても、中には通話やデータ通信などが制限されている端末が存在します。
購入の際は、携帯キャリアにより利用制限がかかっていない、いわゆる「白ロム」と呼ばれる状態のデバイスを購入するようにしましょう。
白ロムとは「SIMカードが入っていない通常のデバイス」のこと
普段利用しているスマートフォン(以下スマホ)には通信をするために「SIMカード※」が装着されており、このSIMカードが挿さっていない通常のスマホが「白ロム」と呼ばれています。
SIMカードをデバイスに装着すれば、契約している携帯キャリアの通話やデータ通信、キャリアメールといったサービスが利用できるようになります。
※SIMカードとは、電話番号や契約者に関する情報が記録されている小さなICカードです。携帯キャリアはその情報に基づいて契約者を認識して、通話やキャリアメールの利用を可能にしています。
赤ロムとは「携帯キャリアから利用制限をかけられているデバイス」
次のような理由から携帯キャリアによって利用制限がかけられており、SIMカードを装着しても通話やデータ通信、キャリアメールの利用ができないデバイスが「赤ロム」と呼ばれています。
・元のスマホ所持者がスマホ本体代金の不払いや滞納をしている
・盗難などの不正な手段で取得されたスマホである
中古のiPhoneを購入する際の4つの注意点
中古のiPhoneを購入するときは白ロムを選ぶ必要がありますが、その他にも気を付けたほうがいい点を以下で紹介します。
①販売店が、携帯電話会社の中古端末販売窓口やオンラインショップ、家電量販店などの信頼できるお店か
フリマアプリやオークションサイトでは、商品を偽って赤ロムを出品している悪質なケースに遭遇する可能性があります。購入したiPhoneが使えないなどのトラブルが起こる場合があるので注意しましょう。
②使いたいキャリアのSIMカードが使えるデバイスか(SIMロック※がかかっている端末を選ぶ場合)
※SIMロックとは、特定の携帯キャリアと契約したSIMカードが装着された場合だけ動作するように制限された、スマホ本体の設定のことです。
③iPhone本体について以下の点で問題がないか
・ホームボタン
・バッテリーの状態
・筐体の傷
・カメラ
・スピーカー
・マイク
・充電ポート
④万が一利用中に問題があった場合(購入後に赤ロムになった、故障してしまった等)に保証が受けられるか
中古のiPhoneにおけるウイルス感染やハッキングのリスクについて
工場出荷時の状態に戻されているiPhoneであれば、ウイルス感染のリスクはほとんどありません。しかし、中には改造されているためにセキュリティ上のリスクがあるデバイスも存在しますので、信頼できるお店から検品済みのiPhoneを購入するようにしましょう。
【参考情報】※五十音順
ソフマップ | 中古通販サイト リコレ!
ノジマオンライン
ヤマダウェブコム
中古のiPhoneは信頼できる販売店から購入しましょう
中古のiPhoneを購入して使うことに問題はありませんが、中古品にも様々な状態なものがあるのでよく注意して購入する必要があります。中古のiPhoneを購入する場合は、携帯キャリアや大手の家電量販店を選ぶと安心です。
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